この辺りは少し小高くなっていて、“ジュヌヴィエーヴの丘”と呼ばれているそうです。ジュヌヴィエーヴは、パリの守護女神。
メトロの駅からも、少し坂道が続きます。
↓ 中に入ると、大きな壁画。ジュヌヴィエーヴや、ジャンヌ・ダルクです。
↓ 中央にある、「Foucaultさんの振り子」。
分度器みたいな円があって、その上を振り子が行ったり来たりしています。
これは、地球の自転を証明する仕掛けなんだそう。
振り子というのは、常に同じ平面上で揺れるものですが(そういえば物理でやった気がする)、この振り子は1時間に11℃ずつ回転していく・・・
しかし、振り子の揺れは回転しないはず。
とすると、回っているのは振り子の支点、すなわち地球・・・!!
感動です!
時は1851年。ダ・ヴィンチさん、ついにやりました!
↓ Foucaultさん
地下のクリプトには、偉人たちの棺が納められています。
ルソー、キュリー夫妻、エミール・ゾラ、ヴィクトル・ユゴー・・・
世界に功績を残した偉人たちと間近で対面しているんだと思うと、静かな感慨が押し寄せてくるのでした。
↓ パンテオン前からまっすぐ伸びるSoufflot通り。
Soufflotさんは、パンテオンの設計者です。正面にエッフェル塔が見え、天気の良い日は特に、とてもきれいな眺めです。
ここをまっすぐ行くと、リュクサンブール公園があります。