Hôtel de Ville (パリ市庁舎)は、セーヌ川をはさんで、シテ島とサンルイ島の向かい側あたりにある建物です。
壁一面にたくさんの彫像がありますが、西暦と名前が記されているのは、市政にかかわった人たちでしょうか。
もともとの市庁舎は、1871年にパリ・コミューンに焼かれてしまったため、その後再建されて現在に至るそうです。
市庁舎前は、大きな広場になっています。
昔は、この4分の1の広さで、お祭りなど祝典のほか、死刑場でもあったそうです。
初めてギロチンが執行されたのも、この広場だったのだとか。
セーヌ河岸の砂地から、昔は“Place de Grève”という名前だったみたいです。
仕事のない労働者たちがここに集まっていたため、現在フランスで最もポピュラーな労働権の一つ(?)、「grève」=「ストライキ」は
ここから来ているのだそう。
↓ 今では、いろんなイベントが盛りだくさんの楽しい広場になっています。
12月~1月にかけて、市庁舎がライトアップされていたので、動画も撮ってみました。↓