装飾品や調度品から柱や門など、中世のありとあらゆる物が集まった、見ごたえのある博物館です。
ソルボンヌ大学のわりに近くにあります。
有名なのは、貴婦人と一角獣の登場する、6枚組みのタピストリー。
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動物たちが表情豊かで、どこか可愛らしいマンガみたいな印象も受けました。
それぞれ、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の五感を象徴しているそうですが、この6枚目のタピストリーが何の象徴か、謎に包まれているのだとか。
私は、「我欲」じゃないかなー、と思います。
だって、周りの動物達、さっきまで純粋だったのに、
急に目つき変わってたので・・・
中世というのは、すべて手作業のはずなのに、気が遠くなるような手の込んだ、繊細で緻密な時代なんだなあと思いました。
← これなんかは、指先にも満たない大きさなのに、中に人が3人いて、本を読んでいたり・・・など、それぞれの動きが見事に彫り出されています。
→ こちらは、紙に描かれた絵ですが、よく見ると金のラメで繊細な縁取りがしてあったりして、
ロマンチック。
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